奥明日香

奥明日香
最新のウォーキング

2011年4月24日日曜日

「わたしを離さないで」を観た。

「わたしを離さないで」を観た。 最初は、予告編で見た。 英国風の暗い印象の映画に思えた。 原作者が、「Kazuo Ishiguro」で、日本人ということで、調べてみたら、日本人の親の日本生まれだけど、英国人ということを知った。 英国では著名な作家で、「わたしを離さないで」も評価の高い作品とのことで、翻訳の「わたしを離さないで」を借りて、読んだ。 テーマといい、語り口といい、予告編で観た印象と同質のものを感じたので、映画、「わたしを離さないで」を観た。ありえない状況での三人をめぐる人生で、作者の言いたいことは・・・と思ってみていたが、最後の場面でキャシーHの独白で「わたしを離さないで」のテーマに納得。「Kazuo Ishiguro」の別の作品も読んで見たいと思うようになった。

2011年4月19日火曜日

高尾の花見


昨年は、41年ぶりの積雪の中で、満開の花見と雪見酒。今年は大震災の影響か、二日前までの天気予報が大きく外れ、25度を越える夏日に。 それでも、高尾の桜は、五分咲き。城山では南風が撒き散らす土ぼこりと花粉の出迎えを受け、それでも一丁平の宴会場は空席なし。日影の席に相席で始まり、閉店間際まで最後の客として、春酣ほか鍋と日本酒を楽しむ。他に、万寿、桜ワインと、10人で約三升と、鍋は例年通り三種類、最後は定番カレーうどん。
桜は五分咲き、こぶしは満開、文字通り、春はたけなわ!

2011年4月13日水曜日

「英国王のスピーチ」を観た。

「英国王のスピーチ」を観た。 予告編では観ていたが、きっかけは「ブンミおじさんの森」を観たことと、アカデミー賞受賞を知ったこと。 「ブンミおじさんの森」の後味を変えるべく、その間に、「ザ・ファイター」と「ツーリスト」を観ていた。 期待通りの面白さだった。「英国王のスピーチ」は、英国国王ジョージ6世、現在のエリザベス女王の父親の実話に基づく映画であり、英国の皇室、政治家が実名で出てくる映画で、しかも面白い。 同じ、皇室をもつ日本では絶対考えられないものだ。 日本でも、実話ベースで映画の原作に使えるエピソードを持った、皇室はいないはずはないと思うが、今の日本ではありえない映画だと思う。

2011年3月21日月曜日

3・11から10日、復旧への折り返し点はまだ

3・11から10日、復旧への折り返し点はまだ、一万人以上の不明者、40万人近くの避難者、福島第一原発への対応、どれもまだまだ初期フェーズで、復旧へのロードマップを描ける折り返し点はまだまだの感がある。
不明者への捜索活動、避難箇所への救援のアクセスの先に、原発の廃炉に向けた対応と、原発地域の復旧と、原発の代替エネルギー政策と、大きな課題がまっている。 被災地の復旧には10年単位の長い忍耐の時間が必要、原発の後始末は、さらに多くの年月が必要になり、真に日本・日本人の力量が試される。 

このような状況で、少しでも前向きに考えると、21世紀の日本の再設計のチャンスともいえる状況にあるという出来ると思う。 
たとえば、消費税、思い切って20%に引き上げて、5%を大震災復旧に、5%を年金対応のベースに、5%を財政赤字対応へ、ただし、岩手、宮城、福島は従来通り、5%としそれらは全て、地方税とする。 そして国民は、20%の消費税に、縮こまることなく前向きに行動できれば、・・・・
"Fare Share"、これって日本だけの問題ではなく、地球全体が抱えているテーマでは。

2011年3月9日水曜日

「ブンミおじさんの森」を見た

「ブンミおじさんの森」を見た。 きっかけは、シネマ万華鏡での★★★★★評価。 同日の朝日の夕刊でも評価されていた。カンヌ映画祭でパルムドール受賞。 場所は渋谷のシネマライズ。 でも実感は?????。 原作は、タイの僧侶で、現世と前世の輪廻がモチーフだとかだが、少なくともスクリーンから伝わるメッセージは冗長というか舌足らずというか。 前半では退屈な展開から居眠りする始末。中半から後半も断片的なシーンの連続で要領を得ない。 カンヌで大賞を取ったというのは、贅沢な食事の合間に、パクチーのサラダが新鮮に味わえたのか、少なくとも個人的には、??

2011年3月5日土曜日

ローマの休日を観た


「ローマの休日」を観た。 ついに、映画館のスクリーンで観た。
それくらい、映画館のスクリーンで観たかった映画の一つである。 「ローマの休日」が製作されたのは、1953年なので当時の封切りされた時点では全く観ることなぞできなかったが、その後オードリー・ヘプバーンの魅力をしり、また断片的にテレビで紹介されるビデオクリップをみて、ビデオではなく映画館で観たい映画と思ってきた。 それが「朝10時からの映画祭」二年目の企画で、みゆき座で見るチャンスが出来て早速観にいってきた。
映画そのものは、35ミリの画面サイズと、音響は当時の録音技術のために、金属音が特徴の、昔の映画館の音響そのものだったが、映画が始まると、二十代前半のオードリー・ヘプバーンの魅力に圧倒されてしまった。
撮影当時のオードリー・ヘプバーンは新人だったが、スクリーン上の魅力は大女優のもの。前半の長い黒髪も良いが、中盤から後半の短髪も最高の美しさ。

帰りに、最寄の駅の本屋に寄ったら、DVD売り場で、「ローマの休日」、390円という棚に出会い、早速購入。 今回のスクリーンでの出会いがあるので、DVDでもスクリーンでの感動は再現できるとおもうので、楽しみである。

2011年3月4日金曜日

卵かけごはん

卵かけごはんを食べた。 卵かけごはん、以前何度か食べて、朝食の隠れた定番だったが、最近は、出会う機会が無かった。 旅先で朝食についてくる卵も、殆どは温泉卵で、生卵が出される状況はない。それが最近、卵かけごはんをメニューに載せたり、店の名前に卵かけご飯を名乗る店も出てきた。 インターネットで調べた店の一つが、料理教室から歩いて行ける距離にあることがわかり、先日、訪ねてみた。 テーブルが五つ、民家の一階を改造したような小さな店。 メニューを見ると大衆食堂のメニューの中に、「卵かけごはん、400円、大盛りなし」があった。 他の品目はいずれも500円以上で、大盛りもあり、かつテーブルの上の卵は食べ放題という様式になっている様子。 もちろん、400円の卵かけごはんを選択。 直ぐに、お盆の上に、ご飯と味噌汁と、漬物二点、と卵ようの小どんぶりが。卵はいくつでもという説明つきで、テーブル上には、5個ほど卵が盛られたどんぶりが。 まず、二つの卵を割り、味つき醤油を加え、かき回し、半分ほどをご飯茶碗にかけて、静々と箸を使う。 懐かしい卵かけご飯である。ご飯の量は、朝食用には一寸大盛り、昼食には丁度良いサイズ。ご飯、三分の一ほど食べたところで、残りの卵をかけ、味わう。久しぶりに充実した昼食、400円では安すぎる思い。 次回の料理教室の帰りにも寄ってみたいと思いつつ、雨模様の道を駅に向かった。

2011年3月2日水曜日

二度目の台北


二度目の台北。三日間だったが火鍋、小龍包、牛肉麺、他アラカルトを楽しみ、故宮博物館では文明の始まりを再認識した。
羽田朝7時発、22着の二泊三日、朝、昼、夜 各二食と、短いけど、足りない時間ではなかった。 今回、新たな思いを得たのは、台湾人にとって
日本は侵略国として敵対すべき国ではなく、各地に残る日本人の銅像を見ても現在の台湾の発展のベースを築いた国であるということ。 台湾総統府を中心としたによる植民地政策も決して台湾人をないがしろにしたものではなく、うまく台湾人の近代化に貢献したと言えること。 誰が統治したかということもあるかと思うが、朝鮮総督府と朝鮮への侵略行動との大きな違いか。 また中正紀念堂での蒋介石の扱いを見ても、毛沢東とどちらが中国にとって残すべき指導者だったかとみると、明らかと思う。
二度目の台北で、台北の東西南北の地理的状況が把握できたと思う。
次ぎは、台湾の中部と南部か。

2011年2月22日火曜日

来迎寺に蔵を訪ねる


長岡から信越線で三つ目の来迎寺で降り、最寄の蔵へ。 そこはこれまでの蔵のイメージとは全く異なるもの。 蔵のエントランスホールからして、コンサートホールと見間違うほど。 敷地内に蔵が二つ、それぞれ各1人の杜氏のもと年間、100種類の酒を醸造している。 その一つ、朝日蔵の四階から下りながら、酒の醸造行程のシステムを概観した。土日と見学会があるので、絞りは行われていなかったが、見学後、食堂で、試飲。すべて22BYの新酒。 絞りたてで、無調整の端麗辛口他名酒を味わう。
蔵見学の後は、長岡駅前の割烹で昼食、夜の居酒屋めぐりをスキップするほどの濃い内容を楽しんだ。

2011年2月8日火曜日

「終わらざる夏」を読んだ。

「終わらざる夏」を読んだ。 上巻を昨年末に、下巻を今年になって。 千島列島の小さな島、占守島が日本の領地だった最後の夏の前後にあった実話を下にした話。 北方領土返還の対象からは大きく外れた小さな島に集まった人々の話と、量的には少ない、戦闘場面と戦後のシベリアの状況。占守島の地図を見て、千島列島の位置を初めて確認し、久しぶりの浅田次郎に脱帽。

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2011年2月6日日曜日

「ショーシャンクの空に」を観た

「ショーシャンクの空に」を観た。 朝10時からの映画祭という企画が二年目に入り、映画祭の中身がさらに充実して見やすくなったのを機会に、二年目の最初の映画、「ショーシャンクの空に」を銀座のみゆき座で観た。
「ショーシャンクの空に」は公開当時の映画評の記事からあまり観たいと思わなかったのだが、その内容は映画祭の企画にぴったりの充実したものだった。公開時は女優の出番はない映画で赤字だったそうだが、アカデミーに七部門でノミネートされたほどの映画的には良くできたものだった。 やはり、良い映画は映画館で観なければと、改めて納得。 朝10時からの映画祭の上映予告から20本以上は観に来たいと思う。 帰りは、昭和通のインド料理やで、名物カレーを食した後、、夕刻の新年会と、充実した土曜日になった。

2011年1月7日金曜日

「武士の家計簿」を観た。

「武士の家計簿」を観た。 タイトルから観れるように時代劇にもかかわらず、刀を      抜いての切り合いシーンは一切ない。 そろばんの使い手の家系の武士の物語。 幕末の下級武士の厳しい財政状況から家計簿をつけ始めた武士の一家の物語。 通常の時代劇とことなり物語の起伏が少ないが、せっかく家計簿をつけた武士の記録ベースのものがたりであれば、当時の下級武士の財政状況と現在のサラリーマンとの比較ができるような工夫があっても良かったのではと思う。俸給の実態と、支出の構成等、現代への置き換えがあったらもう少し面白かったのでは。 

2011年1月6日木曜日

「永遠のゼロ」を読んだ

「永遠のゼロ」を読んだ。 家族が読んでいたので借りて年末から読み始めて、今日、読み終わった。 文庫本で、575ページ、物理的にも、内容的にも大作の一つと言える。 戦争を知らない世代の作家の、戦争物としては、良くかけていると思う。 戦争という非人間的な状況下では家族愛は存在することは許されない中での稀有な物語。戦争を知らない世代でも、戦争って、改めて、許容できない出来事と思うのみ。

2011年1月5日水曜日

還暦4年目の新年

大晦日から、十四代でお清めし、元旦のおとそも十四代。 新聞の広告に、HISの広告を見つけ、目玉のツアー申し込みは、1月4日10AMからとあったが、HISのホームページを覗くと、オンラインではすでに予約サービスが始まっている様子。 昨年行き、好印象だった台湾格安ツアーを覗いてみると、二月の羽田朝発、夕刻帰国のツアーが予約可能であることを発見。 十四代の酔いの勢いで、298、三日間コースを申し込んだ。部屋はエコノミーをスタンダードに変え、鼎泰豊の夕食+士林夜市を追加。
2011年初荷。 その後で、近くの滝不動へ初詣。昼、夜と寛ぎの元旦を過ごした。