奥明日香

奥明日香
最新のウォーキング

2008年5月30日金曜日

辻原登 短編集を読んだ。

辻原登 短編集、「枯葉の中の青い炎」と「夢からの手紙」を読んだ。「枯葉の中の青い炎」には「ちょいと歪んだ私のブローチ」、「水いらず」、「日付のある物語」、「ザーサイの甕」、ほか二編。「夢からの手紙」には、時代物六篇。最初に読んだ「翔べ麒麟」からの期待値に対して肩透かしを食らった感じだ。 二つの短編集に登場する人物との距離感が印象を希薄にしているのではと思う。 久しぶりに、古井由吉の「杳子」を読んで見たいと思う。

0 件のコメント: