2008年1月10日木曜日
陶芸教室入門
陶芸教室に入門した。 毎月四回半年の初心者コース。まずは、土を三㌔ほどテーブルの上の板の上に置き先生の土を捏ねる姿を見てから捏ね始めるが、これが思った以上に力が必要。初めての経験なのでコツも分からず、力任せで直ぐに汗が滴り落ちる。先生はやわらかさが足りないということで、土に指で穴を作りそこにスポンジで水を加え、捏ねる。捏ねかたには”菊捏ね”ともう一つあり、まずは最初の捏ねかたを教わるが、身につくほどの練習量ではなく、初日の習作のための菊捏ねは先生が、80回ほど捏ねて材料を仕上げる。 初日の作陶は、コーヒーカップ。まず菊捏ねを終わった土の塊を、型紙に併せて平らにし、厚さ6㍉の厚さに糸を使い三枚に下ろす。次に型紙に併せて、矩形に切りそろえ、余った土で回転台の上に、底になる部分をやはり厚さ7㍉で平らにし、次に円筒形のパイプで底の円形に切りとる。次に、のりしろ部分に小さな熊手ですじを着け、そこに水で溶いだ土をつけ、底の上においた円筒パイプを型紙で作った矩形の土を巻き、一㌢ほど重なるように巻く。次に取っ手をつけるが、15㍉x6㍉x10㌢の取っ手をつくり、真ん中部分を凹ませて、先に作った円筒状の土の上に付ける。 このときも、付ける部分を小さな熊手ですじを付けておき、水で緩めた土を接着剤がわりに付けておく。 取っ手をつけたら、補強のひも状の土を、取っ手を取り付けた上の部分につけて接着量を増やす。次に底の部分の円周上の土を整形し、スポンジで周辺をきれいにし、円筒状の上部外周を滑らかにする。 これが終わると、回転台のコーヒーカップの形になった円筒の底部を糸で切り離し、円筒パイプをつかみ、回転台から持ち上げ、底の部分にイニシャルを刻む。その後、紙の上に円筒形のコーヒーカップを置き、回転台の残った槌をきれいにした上で、その上に置く。 次に、円筒パイプ、パイプの周りにはパイプを土がくっつくのを防ぐために布を巻いてあるが、円筒パイプをまわしながら外し、布も取り去る。その後で、コーヒーカップの内側の底部の外周部を補強するために、土をひも状にしたものを、底部の周辺に置き、底部の補強を行う。ひも状の土を配した後で、ベースの土と馴染むように木のへらで、整土を行う。見た目に整土されたあとで、スポンジで内部を滑らかにし、作業終了。 初日は、以上を三回実施。 一回目は半分以上の作業を先生が行い、二個目、三個目は生徒が行うが、最初に見た製法を全て暗記しているわけではないので、時々先生のガイドを確認しながら行ったが、三個目の時には円筒形がちょっと傾く始末。 それでも、三個目を作ったときは、三時間のクラスで、二十分を残すだけ。 残り時間であまった土をまとめ、使ったテーブル、木のへら当のクリーニング。一通り済ませて、陶芸教室最初の成果を写し終了。 この後、素焼きに向かうそうだが、二・三週間かかる模様。
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