294号線は、千葉の柏と福島の会津若松をつなぐ国道だ。 ただし、柏から国道6号と一緒になっているので、実際の294号は茨城県取手から始まる。取手と白河の間は何度か通っているが、会津若松までは今回が初めて。家を出たのが9時15分ころ、船取線から、6号にでて取手に入り294号の案内に従い左折し、しばらくは関東鉄道常総線に沿って北上する。水街道を過ぎるころから、右手に筑波山をみながら関東平野の真ん中を走る。しばらく行くと左手に城がみえるが、これは城をかたどった資料館。天守閣からの眺めは良さそうだ。 下妻物語の舞台となった下妻を過ぎると、最初の休憩地点、下妻道の駅がある。 さらに北上し下館市外を抜けると右手に真岡鉄道が見えてくる。休日にはSLが走るらしいがまだ出会ったことはない。関東鉄道も下館終点なので、時間があれば鉄道の旅も悪くない。しばらく走ると二宮道の駅が見えてくる。イチゴの季節には栃乙女が目に付く。しばらく栃木路を走るが、茨城側では二車線化の工事が進んでいたが、栃木に入ると一車線になり、ドライバーにとっては運転しやすくなる。真岡市内を抜けて、何度か真岡線を抜けて、益子町にはいる。時間があれば陶芸をみることも可能だが、先を急ぐ。道路も里山の中を縫って走る感じで、茂木近くから田舎の道になる。
烏山を過ぎると右側の那珂川に沿って、北上する。途中、屋号をそろえた佐良土地区を抜けてしばらく進むと、黒羽に入る。きになるそば屋があるが通過。しばらく那須町を走り、大きな農家風のそば屋のある道の駅東山道伊王野を過ぎると芦野に入る。 ここには芭蕉の「田一枚植て立去る柳かな」遊行柳がある。他にも、蕪村、西行の句碑もあるそうな。芦野から白河までは、旧陸羽街道沿いに進み、福島の白河に入る。白河市内を進むと、右手に藤駒本店がある。市内を抜けて4号線を左折し、最初の信号を右折して294号は会津若松を目指す。地図で見ると猪苗代湖の南側になるが、この部分には道の駅もない、東北の田舎道。西に傾いた陽を背に、峠を三つ越えて猪苗代湖の西側を走るが、東側とは異なり猪苗代湖は見ることは出来ない。途中、昔の街道の趣を残す、赤津地区を過ぎ、強清水の看板を見ると、49号に出会う。 強清水には何件かのそば屋があるが、そのまま通過、この日のゴール米沢を目指す。49号から県道33経由で121号にでて喜多方ラーメン街を経て、大峠を越えて米沢駅前に17時50分着。 次回は、芦野あたりで一泊してのんびりドライブしてみたい。
翌日は、今回の目的、旅篭町の仁左衛門の会で大いに飲んだ。
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