奥明日香

奥明日香
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2008年10月29日水曜日

本を読む

読書の秋だからではなく、自由時間が一杯あるので、本を読む。 最近の傾向は、学生時代に全く勉強しなかった歴史の本を読み始めた。まずは、歴史を概観し、興味のあるところを読み進めればと思う。最近は、日本の歴史の出発点のあたりを読んでいる。 記紀、日本語の起源あたりから推測できるのは日本のルーツは大陸にあるということ。 稲作に始まりほとんどの文化のルーツは大陸からの移転によるものと思われる。 が、日本の記録が極端に少ないためにいろいろな仮説が並列する。典型的なものは邪馬台国。中国の記録にある、「倭」、「邪馬台国」は、日本には記録されていない、等、空想・仮説の百家争鳴を作り出している。 現時点の私の概観は、


① 人類の起源は、数十万年前のアフリカ、これはミトコンドリアDNAの研究から。アフリカで生まれた人類が、いろいろな経路を使って各大陸に分散して行った
② 日本に入ってきた最初の記録は、縄文時代。経路は大陸から海路。
③ 日本語の起源は、弥生文化が始まった時期、タミール語の流れが入ってきたと思われる。 同時に、大陸からの技術と人との往来が始まり、弥生時代から、古墳時代へつながっている。この間、中国との何らかの交流が、中国側の記録に残されている。
④ 神話時代、記紀に記述されている神話時代の物語は、大陸からの武器を持った渡来人の行動に起因するものでは。
⑤ 古墳時代からその後の天平時代に権力を握った系列には、かなり大陸の血が混じっていると思われる。 遣隋使等の中国との交流には、渡来人の力は不可欠。
⑥ 8世紀以降の、日本の文化は、ルーツは大陸。
以上より、これから記録のない分野で、百家争鳴にプラス1になるのも面白いのでは

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