2010年10月28日木曜日
酒々井を歩く
酒々井を歩いた。 京成酒々井から京成佐倉までの20㌔のウォーキング。酒々井の山里の中、そば畑や、ピーナッツ畑の間の村の中の、「酒々井ハーブ園」や「曲がり家」も通過、飯沼本家という旧家の前を通り抜け、佐倉市内の、旧佐倉藩士の旧居跡を素通りし、佐倉城址跡から京成佐倉まで。 九時に歩き始めて13時にゴール。 駅の近くで喉の渇きを癒したいと思ったが、適当な店が見当たらない。 仕方なく、家の近くの最寄の駅前に最近開店したファミリーレストランで、生ビールと、パスタと赤ワイン、〆て1000円でおつりが返って来る安さ。 でも喉の渇きを癒すにはタイミングを逸していた。 家に帰って歩いたコースを確認したら、「曲がり家」、飯沼本家とは、千葉県でも一、二の規模の蔵元のこと、蔵元の経営する店であることがわかった。 ただ、歩いているコースには酒蔵であることを示すものや、風景は全くなく、日本酒好きとしては、凡ミス。 ウォーキングから三日目、天気は雨模様だったが、南酒々井を目指した。
南酒々井
総武本線で佐倉の次ぎの駅だが、無人駅で全くの田舎の駅。駅前には民家が数件。 「曲がり家」まで800㍍の看板が一つ。 銚子行き五両編成の車両から降りたのは二人。 道なりに進み、交差点を一つわたると、三日目に歩いたピーナッツ畑がでてきて、その左側に「曲がり家」の看板が、でも酒蔵の看板は無い。
曲がり家に入ると、周辺は酒屋の模様で、甲子正宗ほか、金賞受賞酒ほかが並んでいる。
(写真は、飯沼本家、左側が曲がり家、正面が飯沼本家の門と、後方に酒蔵が。)
曲がり家に入ると、車ですかと聴かれ、電車ですと応えると、すぐに試飲の案内に。 初めて口にする飯沼本家の吟醸酒や古酒他を味わい、蔵の見学が可能かどうか聴いてみると、直ぐに対応してくれ、1人の見学人のために蔵人が案内してくれた。 蔵は、外観とは異なり、三階建ての工場で、精米、洗米、浸透からの工程が機械化されており、仕込が始まっているのに、蔵人の姿は少なく、動き回る様子はない。 聴くと、昔は10万石ほど作っていたそうだが、最近は一万石程度で、殆どが地元向けとのこと。 30分ほど見学し、絞りたての上撰酒を味わい、再び曲がり家にもどり、せっかくのもてなしへの礼を兼ねて、金賞受賞酒と純米吟醸酒を購入し宅配便で送ってもらうことに。 更に、11月21日の新酒祭りのビラを貰い、気持ちよく、蔵を後に。天気はいつ降りだしてもよい空模様だが、予定通り、JR佐倉駅にでる田舎道を一時間ほど歩いた。酒々井という地名からおいしい仕込み水が取れるということだが、近くに水源と思えるものは見えず、それでも300年もの間、酒を作り続けていることに、乾杯。
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