奥明日香

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2008年4月14日月曜日

城山三郎 「そうか、もう君はいないのか」を読んだ。

城山三郎 「そうか、もう君はいないのか」を読んだ。 タイトルだけで状況が手に取るように見えると思えたが、内容は偶然の出会いから妻の死までの約半世紀の幾つかのシーンを綴ったもので、そのあとの状況に関しては、タイトルのみが全てというものだ。 本書は、この状況から七年後の作者の死の直前に書かれたおのだそうで、本になったのは死後のこと。ぽっくり空いた空洞の大きさがこの本の全て。

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