桜庭一樹を読んだ。 読んだのは、「私の男」。 名前から女性作家だということを知ったのは最近のこと。そして気になるタイトル、「私の男」を手にした。 読みやすい語り口で、ぐいぐいと引きずり込まれて一気に読んでしまった。 ストーリー展開は、最新の状況から、原点へさかのぼる展開で進んでいくが、時間軸に沿った展開だったら、同じストーリになったかどうか。 読み終わって、「私の男」の原点はわかったが、これからの展開は何もわからないまま。
平行して、「カラマーゾフの兄弟」を読んでいるが、現代訳のせいか、登場人物の饒舌と登場人物の多さからストーリの構図がまだ見えてこない。 Vol3の解説で、訳者の物語の構図の解説が乗っていたが、物語が始まって、まだ数日ということから、訳者も物語の展開がわかりにくいということを承知の上ということか。 残すは、Vol.4と5. どう展開するか。
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