奥明日香

奥明日香
最新のウォーキング

2009年10月29日木曜日

沢木冬吾を読んだ

沢木冬吾を読んだ。 きっかけは、新聞の書評だったと思う。最初に読んだのが、「償いの椅子」、次に、「愛こそすべて、と愚か者は言った」、そして「天国の扉/ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア」。 いづれも一気に読んでしまった。 そのせいか、お稽古事を二回欠席に。 そのかん、面白くない本を何冊か、読み飛ばしたが、この沢木冬吾は面白いと思う。 まだ若い作家で、作品の数はすくないが、まずは残りの数冊を読んでみたい。

2009年10月17日土曜日

伊坂幸太郎を読み続けた

伊坂幸太郎を読み続ける。 「ラッシュライフ」、「ゴールデンスランバー」を続けて読んだ。 どちらも舞台は仙台だが、「ゴールデンスランバー」は映画になるくらいだから、荒唐無稽なストーリにしては一気に読んでしまった。 久しぶりに仙台に泊まり、飲んでみたいと思う。 実は、今、行きたい居酒屋があるので、できれば年内に行けたらと思っている。

2009年10月12日月曜日

アニエスの浜辺を観た

アニエスの浜辺を観た。 きかけは、シネマ万華鏡の、★★★★★評価を見て。 アニエス・ヴァルダの名前を始めて知り、夫が、ジャック・ドミー、シェルブールの雨傘の監督で位置づけが見えた。 岩波ホールの初日の一回目に久しぶりに神保町に行き、ホール入り口で、先客100名へのお土産(あとでクロワッサンだったが、食べ損なった)。 232収容のホールに、100人ぐらいの観客。 映画は、80になったときの、アニエス・ヴァルダの自叙伝風に、生まれ、育ち、成長、仕事、恋愛、結婚を本人の語りと、その時々の映像・写真を紡いでいく。 普通のストーリーのある映画を期待すると、★★★★★は??だが、アニエス・ヴァルダの語りと映像とアニエス・ヴァルダ自身を知るにつれ、★★★★★は!!!!!になってきた。

”人生は、まるで宝箱のよう”  


ホールを出ると、映画の続きのような青空に、まばたきし、久しぶりの都会のにおいを嗅いだ。 すぐに地下鉄にのるのももったいないので、俎橋経由で、九段下に向かったときに、右側の一角に昭和の色をもった一ブロックに出会い、まだこんなところがあったのかと、得した気分に。

後で、調べたら、それは昭和二年に落成したコーポラティヴ・ハウス(雑居ビル)とのこと。昭和二年ってアニエス・ヴァルダが生まれる一寸前ということか。
なくなる前に、もう一度見てみたい。

伊坂幸太郎を読み始めた

伊坂幸太郎を読み始めた。 きっかけは、家族がほとんどの作品を買っていて、それなりの評価をしていたにも係わらず、全く、気がつかなかったのだが、図書館待ちの隙間で手に取り、読み始めたところ、家族同様にハマッタ。 最初に、読んだのが、「オーデュボンの祈り」、次に、「チルドレン」、「グラスホッパー」、「アヒルと鴨のコインロッカー」 まで一気に読んでしまった。 「オーデュボンの祈り」は、最初のうち物語の構図が見えなかったが、奇想天外な展開に読了。 読み続けると結構面白い物語が描かれている。 舞台背景は奇抜だが登場人物に妙に共感できる。 直木賞に何度か候補になっているが、私的には直木賞もの。しばらく伊坂幸太郎を読み続けてみよう。

2009年10月7日水曜日

村山由佳 続く

村山由佳の小品「永遠」。 中々、読ませる。2003年「卒業」という映画のサイドストーリとして参照されたものだそうな。

村山由佳 続く

「ダブルファンタジー」を待つ間、村山由佳の本を読んだ。 順不同だが、
「天使の卵」、「天使の梯子」、「もう一度、デジャブー」、「きみのためにできること」、「青のフェルマータ」、「野生の風」、「夜明けまで1マイル」、「星々の舟」。 そして半年待った、「ダブルファンタジー」。村山由佳の物語の一つのパターン、五才以上の年上の女性と大学生との物語り、とそれ以外。
「星々の舟」、「ダブルファンタジー」は後者の物語。一通り読み終わったら、別の作家のものを読んでみたいと思う。 手始めは、川上未映子か。
おいしいコーヒーを飲みながら!!