2010年3月12日金曜日
「カラマーゾフの兄弟」をついに読み終わった
「カラマーゾフの兄弟」をついに読み終わった。 亀山郁夫訳、新訳と呼ばれているやつだ。 きっかけは、昨年秋に、ラジオ深夜便で亀山郁夫氏がドストエフスキーについて語っていたのを聞いたこと。 Vol1から始まり、カラマーゾフ家のほかに、多くの登場人物がでてきて、いろいろな物語のなかで、ものすごい饒舌に話す物語。Vol5の解題の中で、物語のダイヤグラムで構図が整理されているが、そのくらい多くの場面で多くの物語を多くの登場人物が話をする力作であることは確かだが、一度読んだくらいでは、物語の面白さ、作者が意図したものは、把握できないと思う。 次回は、新訳でなく、旧訳で読んでみたいと思う。
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